怒り編

「あなたの分からない事は、言っていただかないと困ります。」
私の指示したことを、あなたに理解しているかと叱った。

「自分には関係ない、もういいよ…。」
足を揺すりながら静かにイライラしていた。

「まったく、なんでこんなところに埃があるの。」
部屋の隅に隠れていた埃に文句を言った。

「今作業している一つ一つの意味を考えてください。」
作業を度々間違える方に一言叱りを入れた。

「そんなことするんじゃねぇ、頑張りが意味無くなるだろうが！」
時間を棒に振るような行いを見てしまい、つい怒鳴ってしまった。

「もう、圧の多い言葉たくさん言いすぎだよ。」
どんどん追い詰める言葉に呆れていた。

「なんで、そんなこと言われなきゃいけないの。」
謂れの無い暴言の数々に、文句を言っていた。

「何がおかしいの、あんたらに笑う理由があるなら言ってみなよ。」
友人が笑われているのを見て我慢できなくなり、呆れながら言葉を笑う人へぶつけた。

「あれやって、これやってって君は自分でやらないのかな。」
指示され続け、君は何もしないのかと文句を言っていた。

「あなたが消えてしまったら、何も言葉をぶつけられなくなっちゃうよ！」
あなたが消えたいと願う想いに反発して、怒鳴ってしまった。

「怒らせないで…私のことを怒らせないで。」
ストレスの重圧で自分に焦りが走り、怒りの感情が沸き上がって来ていた。

「やっていないことを指示しないで欲しい、私はあなたの玩具じゃない。」
指示ばかりして、岩のように動かないあなたへ静かな怒りをぶつけた。

「君は何が言いたいの、言いたいことをメモして整理してから話してほしいな。」
文脈が滅茶苦茶になってしまっていた君に、メモした方が良いと叱った。