傷つき編②

「そんなに強い言葉を刺さないで…痛いんだよ…。」
あなたから心に釘を突き刺されるような、強い言葉を受け苦しくなっていた。

「私の想い、どうでもよかったんだね…。」
あなたの軽い言葉に、深く傷つき泣いていた。

「どうしよう…あなたがいなくなっちゃった。」
いつの間にか消えていたあなたを想い、泣きじゃくっていた。

「まったく、寝れば忘れるってずるいよ…。」
想い人が凄い忘れっぽい性格で、心に傷が入った。

「どうしよう、あなたに合わせる顔がないよ…。」
顔を伏せて、あなたの陰口を聞いてしまったことをどうしようか悩んでいた。

「私は、あなたのこと何もわかってなかったんだ…。」
他の人からあなたのことを聞いたとき、知らないことが多く私は目を潤ませていた。

「無理に笑わないで、泣きたいときは泣いてよ…」
あなたが無理に笑う顔に胸がズキズキと痛んだ。

「私はあなたにとって、どんな存在だったのかな？」
何気ない一言に裏切られた思いや胸を抉られる気持ち、泣きたいなど複雑な感情に襲われていた。

「ごめんね…あなたを守れなかったよ…。」
クラスの中に居たあなたに、私の失態を告げ涙を流していた。

「消えたくないよ、寂しいのは嫌いだな…。」
1人でいることは、心苦しくて苦手だとうずくまっていた。

「いたっ…あらら、切っちゃいました。」
指が刃物に当たってしまい、赤い滴が足下に落ちた。

「追い込まれる悲しみをあなたは知っているの？」
何もできない苦しみを、あなたに知って欲しいと悲しんでいた。

「なんであなたと別れなきゃいけないの、嫌だよ。」
周りからの視線で別れなきゃと思ってしまった私の心が苦しくなる。

「ここに居させて欲しい…帰れなんて…。」
あなたに言われた一言で心が砕けていた。

「いつも1人ぼっち、孤独なんだ…私は。」
誰と居ても馴染めない私は、勝手に苦しんでいた。

「辛い、辛い、辛い…なんでこんなことになってしまったのだろう。」
自分が招いた出来事に深く後悔をしていた。

「私…何か間違っていたのかな…。」
深く深く刺さる鋭い棘が、私を衰弱させていく。